一瞬で心の潤う仕事場にするアイデア

一瞬で心の潤う仕事場にするアイデア

今日はとあるセミナーで知ったYouTubeのライブストリームについて。

会員として所属しているJAT(日本翻訳者協会)では、無料で受講できるセミナーが時々ある。時差の関係で開催される時間帯によっては見逃し配信がなければあきらめるしかないのだが、今回のは早起きできないことはない時間帯だったので頑張った。こちらの時間で朝の5時から6時半なので起きることさえできれば仕事にも差し障りのない時間帯というのもいいものだと思った。とはいえ、やっぱり4時半に起きるのはつらかった。

今回の講演者はYA・児童文学翻訳家の代田亜香子(だいだ あかこ)さん。一般には有料のセミナーだったので内容を書くわけにはいかないが、優しい雰囲気のするとても素敵な人だった。明るく気さくで、聞いている人たちに少しでも多く役立つ内容を届けたいという熱意が伝わってきた。

朝日カルチャーで海外にいても受けやすい日本の朝や夜の時間帯の翻訳クラスがあるので、YA・児童文学はもっぱら読むだけで訳したことはないが一度受けてみたいと思う。

前置きが長くなったが、その中で紹介されていたのがナミビア共和国のGondwana Namib Parkに設置されたナミブ砂漠のライブカメラ。水飲み場を訪れる鳥や動物の生の姿を見ることができる。代田さんはこれを流しっぱなしにしていることも多いという。

もともとわたしのデスクは窓に向かって置いていて、窓の外でリスやウサギが追いかけっこしたり遊んだりするようすや、たまに訪れるキツツキや赤いカーディナル、ハチドリを見ながら仕事をすることに幸せを感じていたから、これはわたし向きである。さっそくチャンネルを登録した。気が向いたら、ミュートにしてiPadを開いて机に置くようになった。

ネットの関係で結構途切れることもあるのだが、そもそもずっと見続けているというよりは、動物が来きたときの動きを目の端で捉えて、どれどれ、とちょっと見てみるという感じなので、それほど気にならない。

自然が好き、動物が好き、という方はぜひ試してみてほしい。

キャンパートレーラー初めての旅:Hocking Hills その5

キャンパートレーラー初めての旅:Hocking Hills その5

帰りの出発は目標11時。朝起きてまずはシャワーを浴びる。今回はちゃんとお湯になって安定するまで待ったからもう少し快適。でも温度は安定しない。少しでも乾くように換気扇を回したままにしてシャワーの天窓も開けたままにしておいた。行きはシャワーに滑り止めシートを敷いてプラスチックの容器を置いていたのだけれどびしょびしょで滑り止めシートは使いたくない。仕方がないからBogg Bagを1つ置いてそこにバスタオルなどいろいろなものを入れてその横にバスケットを置いて動かないようにした。Boggs Bagは汚れてもホースで水洗いできるから、これからはシャワーの中はこちらを使うことにして、実験的に洗面台に滑り止めシートを敷いてそのうえにプラスチックの容器を載せて動くかどうか見てみることにした。
 
出発の前にブラックタンク(下水)とグレータンク(汚水)を排水しなければならない。キャンプ場の下水口につなげて垂れ流しにすればよいという人と、下水口から万一ガスが上がってくるかもしれないという人がいて、どちらにすればいいのかわからなかった。だから念のためつなげてはいても仕切りは解放せずにタンクにためることにした。水道を使い終わらないことにはタンクの排水ができない。だからまずはコーヒーを入れて、残り物と卵で朝食をとって、お昼のためのサンドイッチを作ってから洗いものをすませた。
 
次は移動中にお皿が動かないように位置を整えたりナイフが暴れないようにタオルで固定したり、そういう細々した準備がある。いろいろ気をつけたつもりだったのに、出発前の最後の点検で、おろし忘れていたブラインドやかけわすれた洗面所のドアのラッチなどの不備が見つかった。これで準備万端と思って出発したのに、換気扇の窓を開けていたことは二人ともすっかり忘れてしまっていて、途中のガソリンスタンドで窓を閉めた。壊れてなくて良かった。
 
それ以外は万事順調でヒッチもこのうえなくスムーズにつけられた。目標よりも早い10:30頃に出発できた。今回も途中で休憩を入れながらゆっくり帰った。
 
 
1回目の旅を終えてみての感想と学んだこと。
  • 旅先でも自分のベッドで眠れるのは快適。
  • 行く前、着いてから、出発する前、帰宅後、それぞれ思ったよりもすることがいろいろあるうえに時間がかかった。
  • 室内は狭くてものを置くスペースがなくて、料理と皿洗いが大変だった。メニューの工夫が必要。
  • 移動中、パソコンや行き場のないもの、動きそうなものはベッドの上に置いておけば大丈夫。
  • 大きいBoggs Bagは便利。シャワーに行くとき、洗濯に行くときだけでなく、狭い室内での収納にも使える。
  • コントロールパネルの光がまぶしいから、寝るときには光を遮断するための工夫が必要。
 
キャンパートレーラー初めての旅:Hocking Hills その4

キャンパートレーラー初めての旅:Hocking Hills その4

寝心地のいいマットレスだからか、今日も朝はゆっくり。起きたらすでに9時近く。コーヒーを淹れて、朝食をとって、としていたらまたしても昼前になってしまった。なんとかしなきゃと思うのに、目覚ましなしの生活はやっぱり心地いい。
 
まずはRock Houseという短いトレールを歩いた。1.6キロほど。階段がたくさんあるし、崖やぬかるみもあるけど、昨夜の雨の影響は思ったよりも少ないみたいで胸をなで下ろした。
 
かなりの高齢の人がゆっくり歩いているのに追いついて、途中で待たされることもあったけど、そのおかげで目玉のRock Houseを見逃さずにすんだ。危うく見ないで素通りしてしまうところだった。岩と岩の間の隙間から洞窟のようになっている空間に入れるのに気付かなかったのだ。
 
入ってみるとかなり広い空間で、水が染み出してポタポタと落ちて水溜りを作ってる場所もあった。岩の隙間から漏れ入る光だけでは足元が見えなくなって足を踏み出すのが怖いくらいだった。今は携帯に懐中電灯機能があるけれど、そうじゃなきゃ転んでしまったかもしれない。頭につける懐中電灯とウォーキングポールを買おうと頭の中でメモをしておく。
 
 
お昼からはWelcome Centerに戻って、月曜日に行けなかったWhispering CaveとOld Man’s Caveに行くことにした。Whispering Caveの終点には「Congratulations! You are at the end of the trail」とかなんとか書いてあったのに、写真を撮り忘れた。最後のほうは岩だらけだけど砂地で、見た目よりもずっと歩きやすかった。そこで乳児を抱っこした父親と、2〜3歳の男の子を背負った母親を見かけた。見るからに熟練ハイカーという雰囲気ではあったけど、ずっと子どもを背負って歩くなんて凄すぎる。狭いところもあるし、かがまなきゃいけないところもあるのに。
 
 
今日の最後は階段をたくさん登って終了。肌寒い季節にハイキングするのは快適。夏じゃなくてよかった。
 
今日の夕食は家でつくって凍らせておいたミートボール。外で大きいほうのフライパンを使うとそれだけでコンロがいっぱいになった。そういうコンロ事情を考えないで、たくさん持ってきてしまった。玉ねぎを持ってくるのを忘れてしまったけど、トマトソースに残りのインゲンも入れてまぁまぁ美味しいミートボールスパゲッティになった。ハンバーグのほうが後片付けも楽で良かったかもしれない。それからパスタも、エンジェルパスタのほうが少ない水でも早くできてよさそうだ。

キャンパートレーラー初めての旅:Hocking Hills その3

持ち込んだ小型の電気ファンヒーターが夜中にブーンとうなり続けるのと明るく光る制御盤のオレンジの光にはまいるが、ベッドはすこぶる寝心地がいい。低反発マットレスだからか、隣でゴソゴソ動かれてもこっちには一切伝わってこない。うるさいのと光が気になってなかなか寝付けなかったけれど、いったん眠りに落ちたら快適さのあまり朝は8時過ぎまで目が覚めなかった。
 
鍋でお湯を沸かしてコーヒーを入れて、昨日の残りのソーセージでオムレツ。トーストも欲しかったけれど、持ってきたパンが足りなくなりそうだから今朝は卵だけで我慢する。
 
お昼前にいよいよハイキングに出発。今日は車であちこちのトレールに行くことにした。もうすぐお昼でお腹がすくからということで、まずは1キロ弱という短さのAsh Caveへ。そのあとどこかで食事をしようと計画していたのに、田舎道が続くだけでレストランが見当たらない。ようやく1軒、食料品店に併設されたデリを見つけて、そこで食べることにした。冷たいサンドイッチしかないのかと思っていたら、なぜか揚げものがたくさんあって、テキサステンダーロインサンドとフライドピクルスを2人でわけた。テキサステンダーロインは豚肉を叩いて延ばして薄く大きくしてから揚げたとんかつのようなもの。ここのはハムのように薄くてほとんど衣だった。でも揚げたての熱々のフライドピクルスは美味しかった。しめて9ドルほどで安くついた。
 
 
午後はConkles Hollowというトレール。まずはRim Trailという外周を巡る3キロちょっとのコースを歩くことにした。冬はあちこちが凍るから靴にスパイクを装着するようにという警告の看板が立てられている。実際、歩いてみると、凍っていなくても危険なところが数か所ある。濡れていると滑りそうでドキドキした。ずっと崖の上をあるいているような感じで、眺めを堪能できるトレールだった。
 
たかだか3キロと思って水を車に置いてきたのは失敗だった。歩き終えたらそのまま次のトレールに行くつもりにしていたのを変更して、いったん車に水を取りに戻ってから、今度はGorge Trailを歩いた。こちらは往復で1.2キロほどしかない。途中までは車椅子でも行けるように舗装されていてとても歩きやすい。そのせいか、ちょこちょこと人とすれ違う。
 
 
あちこちに野花が咲いていて、ぜんまいのように丸まったシダが少しずつほどけて葉を広げつつある。舗装されているところよりも奥に行くと、別世界に迷い込んだような感じだった。さっきのところよりも一段と空気がひんやりしていて、ファンタジー映画で描かれるような大きな岩とせせらぎ、濃淡さまざまな緑の織りなす幻想的な光景に包まれた。写真では伝わらないのが残念。でも、すっかり気に入ってしまった。
 
 
たくさん歩いて汗をかいたから、今日はキャンプ場のシャワー施設に行ってみた。トイレの奥にシャワー室が3つくらいある。以前マリーナのシャワーで苦労した経験から、今回はホースで洗える大きなBogg Bagを調達して、そこにバスタオル、着替え、石鹸類など何もかもを入れるようにしたのは大正解だった。靴をもう1足持ってくれば乾いた靴で帰れるから、次からはビーチサンダルを持ってくることにしよう。キャンパートレーラーでは水を節約しようという気持ちが働いていたから、たっぷりのお湯で髪を洗えてリラックスできた。
 
今夜の夕食は、お昼を食べた食料品店で買ったリブアイステーキ。大きいのに13ドル。牛を1頭とかそいういう単位で仕入れて、お店で切り分けているから安く提供できるらしい。足がクタクタで何もしたくなかったから、夫にグリルしてもらえて助かった。あとはサラダと昨日の残りの焼き飯。