帰りの出発は目標11時。朝起きてまずはシャワーを浴びる。今回はちゃんとお湯になって安定するまで待ったからもう少し快適。でも温度は安定しない。少しでも乾くように換気扇を回したままにしてシャワーの天窓も開けたままにしておいた。行きはシャワーに滑り止めシートを敷いてプラスチックの容器を置いていたのだけれどびしょびしょで滑り止めシートは使いたくない。仕方がないからBogg Bagを1つ置いてそこにバスタオルなどいろいろなものを入れてその横にバスケットを置いて動かないようにした。Boggs Bagは汚れてもホースで水洗いできるから、これからはシャワーの中はこちらを使うことにして、実験的に洗面台に滑り止めシートを敷いてそのうえにプラスチックの容器を載せて動くかどうか見てみることにした。
出発の前にブラックタンク(下水)とグレータンク(汚水)を排水しなければならない。キャンプ場の下水口につなげて垂れ流しにすればよいという人と、下水口から万一ガスが上がってくるかもしれないという人がいて、どちらにすればいいのかわからなかった。だから念のためつなげてはいても仕切りは解放せずにタンクにためることにした。水道を使い終わらないことにはタンクの排水ができない。だからまずはコーヒーを入れて、残り物と卵で朝食をとって、お昼のためのサンドイッチを作ってから洗いものをすませた。
次は移動中にお皿が動かないように位置を整えたりナイフが暴れないようにタオルで固定したり、そういう細々した準備がある。いろいろ気をつけたつもりだったのに、出発前の最後の点検で、おろし忘れていたブラインドやかけわすれた洗面所のドアのラッチなどの不備が見つかった。これで準備万端と思って出発したのに、換気扇の窓を開けていたことは二人ともすっかり忘れてしまっていて、途中のガソリンスタンドで窓を閉めた。壊れてなくて良かった。
それ以外は万事順調でヒッチもこのうえなくスムーズにつけられた。目標よりも早い10:30頃に出発できた。今回も途中で休憩を入れながらゆっくり帰った。

1回目の旅を終えてみての感想と学んだこと。
- 旅先でも自分のベッドで眠れるのは快適。
- 行く前、着いてから、出発する前、帰宅後、それぞれ思ったよりもすることがいろいろあるうえに時間がかかった。
- 室内は狭くてものを置くスペースがなくて、料理と皿洗いが大変だった。メニューの工夫が必要。
- 移動中、パソコンや行き場のないもの、動きそうなものはベッドの上に置いておけば大丈夫。
- 大きいBoggs Bagは便利。シャワーに行くとき、洗濯に行くときだけでなく、狭い室内での収納にも使える。
- コントロールパネルの光がまぶしいから、寝るときには光を遮断するための工夫が必要。